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2026.02.16

ステンレス架台製作でよくある失敗


~設備設置後に困らないための注意点~
(埼玉県三郷市・株式会社木村工業)
ステンレス架台は、タンクや装置、機械設備を支える重要な部品です。
一見シンプルな構造に見えますが、設計条件や使用環境を十分に考慮していないと、
・設置できない
・強度不足による揺れや歪み
・配管や周辺設備との干渉
といったトラブルにつながることがあります。
ここでは、ステンレス架台製作で
実際によくある失敗例と注意点を紹介します。
⚠️ ① 強度不足によるたわみ・振動
最も多いトラブルが、架台の強度不足です。
よくある原因:
・想定重量より実際の荷重が大きい
・板厚や材料サイズが不足している
・補強材が少ない
・設備を設置した後に、
・架台がわずかにたわむ
・運転時に振動が出る
といった問題が発生することがあります。
👉 タンク重量・内容物重量・運転時荷重を考慮することが重要です。
📏 ② 設置スペースとの寸法不一致
図面上では問題なくても、
現場では寸法が合わないケースがあります。
よくある例:
・床アンカー位置と脚位置が合わない
・壁や柱に干渉する
・メンテナンススペースが確保できない
・既存設備がある場所では、
わずかな寸法差が設置トラブルにつながります。
⚖️ ③ レベル(水平)が出ない
架台では、水平精度も重要なポイントです。
水平が出ていない場合、
・タンク内の液面が偏る
・機器の動作不良
・排出不良
などが起こる可能性があります。
床面の状況や設置方法を考慮した製作が必要になります。
🔧 ④ 配管・付属設備との干渉
架台単体では問題なくても、
設置後に配管や周辺設備と干渉するケースがあります。
例:
・配管ルートと脚が重なる
・バルブ操作スペースが確保できない
・点検口が塞がれる
架台は「支えるだけ」でなく、
設備全体との位置関係が重要になります。
✨ ⑤ 表面仕上げの選定ミス
ステンレス架台では、使用環境によって
仕上げの選定も重要です。
よくあるケース:
・屋外使用なのに仕上げ指定がない
・外観設備なのに傷が目立つ
・周囲設備と仕上げが合わない
用途に応じて、
・バイブレーション仕上げ
・ヘアライン仕上げ
・2B仕上げ
などを選ぶことで、見た目や耐久性が変わります。
✅ まとめ:架台は「設置後」を想定することが重要
ステンレス架台製作でよくある失敗は、次の点に集中しています。
・強度不足によるたわみや振動
・設置スペースとの寸法不一致
・水平精度の問題
・配管や設備との干渉
・仕上げ選定の不足
架台は設備を支える基礎部分のため、
設置後の使用状況まで考慮することが重要です。
🏭 ステンレス架台・板金加工のご相談について
株式会社木村工業では、
ステンレスタンク用架台
装置架台・支持フレーム
蓋(フタ)
各種ブラケット・板金加工品
など、図面をもとにしたステンレス製品の製作に対応しています。
設備に合わせた一品製作や追加部品の製作もご相談ください。
📞 お問い合わせ先
株式会社木村工業
〒341-0034
埼玉県三郷市新和三丁目125
TEL:048-960-0275
WEB:https://kimurakogyo-hopper.co.jp

この記事を書いた人

役職

高橋 和志

現場で火花を散らす溶接作業から、会社の魅力を発信する広報、そしてお客様窓口として信頼を築く営業まで、日々フル回転で活動してます。

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