ブログ

  • コラム

2026.02.10

後付け部品を板金で作るときの注意点

~既存設備に追加加工する際に気をつけたいポイント~
(埼玉県三郷市・株式会社木村工業)
製造現場では、
「あとから蓋を付けたい」
「架台を追加したい」
「付属部品だけ作り直したい」
といった後付けの板金加工が必要になることがあります。
後付け部品は一見簡単そうに見えますが、
条件の確認が不十分だと
取り付かない・使いづらい・現場で合わない
といったトラブルにつながることもあります。
ここでは、
後付け部品を板金で製作する際によくある注意点を紹介します。
① 現物寸法と図面寸法のズレ
後付け部品で最も多いトラブルが、
図面寸法と実際の現物寸法が合わない ケースです。
よくある例としては、
・古い設備で図面と現物が違う
・経年使用による歪み
・現場での改造履歴が反映されていない
この状態で製作すると、
「取り付かない」「無理に加工が必要」
といった事態になります。
👉 後付けの場合は、現物寸法の確認が特に重要です。
② 取り付け方法が曖昧なまま製作してしまう
後付け部品では、
どうやって取り付けるかが重要になります。
よくある注意点:
・ボルト固定か溶接かが決まっていない
・既存設備への加工可否が未確認
・取り付け作業スペースが足りない
取り付け方法が曖昧だと、
現場で追加工が必要になり、
手間やコストが増えることがあります。
③ 強度不足・板厚不足
後付け部品は、
「小さい部品だから」と
板厚や強度を軽く見られがちです。
しかし実際には、
・蓋の開閉
・部品の重量
・振動や荷重
などがかかるため、
強度不足による変形や破損が起こることもあります。
👉 使用状況を考慮した板厚指定が必要です。
④ 周囲設備との干渉
後付け部品では、
周囲の配管やフレームとの干渉が起こりやすくなります。
よくある例:
・蓋を開けると配管に当たる
・架台が既存設備と干渉する
・取っ手やブラケットが邪魔になる
図面上では問題なくても、
現場では使えないケースも少なくありません。
👉 設置環境を含めた確認が重要です。
⑤ 仕上げ・外観の違和感
後付け部品は、
既存設備との見た目の違いが目立ちやすいです。
例えば、
・仕上げが違って浮いて見える
・傷やムラが目立つ
・表面処理が統一されていない
といったケースがあります。
👉 既存設備に合わせた仕上げ指定をしておくと安心です。
まとめ:後付け部品は「現物確認」と「条件整理」が重要
後付け部品の板金加工では、
以下の点を事前に整理しておくことが重要です。
・現物寸法と図面内容の確認
・取り付け方法の明確化
・使用条件に合った強度・板厚
・周囲設備との干渉確認
・既存設備に合わせた仕上げ
これらを押さえておくことで、
後付け部品のトラブルは大きく減らせます。
後付け部品・板金加工のご相談について
株式会社木村工業では、
ステンレスタンクやホッパーに付属する
・蓋(フタ)
・架台・支持フレーム
・各種ブラケット
・取付金具・補強部品
など、後付けの板金加工品にも対応しています。
図面をもとにした一品製作や、
既存設備に合わせた部品製作もご相談ください。
お問い合わせ先
株式会社木村工業
〒341-0034
埼玉県三郷市新和三丁目125
TEL:048-960-0275
WEB:https://kimurakogyo-hopper.co.jp

この記事を書いた人

役職

高橋 和志

現場で火花を散らす溶接作業から、会社の魅力を発信する広報、そしてお客様窓口として信頼を築く営業まで、日々フル回転で活動してます。

現場で火花を散らす溶接作業から、会社の魅力を発信する広報、そしてお客様窓口として信頼を築く営業まで、日々フル回転で活動してます。