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2025.12.04

ステンレス板金加工を外注するときの5つの注意点

ステンレス板金加工を外注するときの5つの注意点
~失敗しない会社選びのポイント~
(埼玉県三郷市・株式会社木村工業)
ステンレス板金加工を外注する際、
「どの会社に頼むべきか」「品質は大丈夫か」「納期は間に合うか」
といった不安を抱える方は少なくありません。
実際、外注先選びを間違えると、
寸法不良・溶接強度不足・納期遅れ・衛生不良などのトラブルにつながることもあります。
今回は、ステンレス製品(ホッパー・タンク・カバーなど)の製作を多数手がける
株式会社木村工業が、外注で失敗しないための5つの注意点を解説します。
① 実績(特に“ステンレス製品の実績”)を確認する
ステンレスは鉄やアルミより熱変形が大きく、
溶接・曲げ・仕上げには専門のノウハウが必要です。
そのため、
「ステンレス板金の実績がある会社」かどうか
が非常に重要です。
確認すべきポイント:
ステンレス製ホッパーやタンクの実績があるか
食品・医薬機器など衛生分野の経験があるか
TIG溶接を得意としているか
仕上げの品質(バフ・ヘアライン・バイブレーション)
木村工業では、食品・医薬・化学系装置のステンレス加工を多数手掛け、
特にホッパー・加圧タンクの製作に強みがあります。
② 図面・仕様が曖昧でも対応できるか?
外注でよくある悩み:
「図面がない」「仕様が固まっていない」
→ これを嫌がる加工会社は多いです。
しかし実際の現場では、
現物から採寸して欲しい/スケッチしかない/仕様を一緒に詰めたい
こういった相談のほうがむしろ一般的です。
確認すべきポイント:
図面がない状態でも相談できるか
現物採寸や試作対応が可能か
設計段階でのアドバイスをしてくれるか
木村工業では、図面なし・現物のみの案件にも対応しており、
仕様を一緒に詰めながら製作できます。
③ 納期対応力(短納期や急ぎ案件に強いか)
外注で多いトラブルのひとつが納期遅れです。
特に装置製造では、1つの部品が遅れるだけで全体が止まってしまいます。
確認すべきポイント:
試作や一点物でも対応可能か
短納期や急ぎ案件に柔軟に対応できるか
現場との距離が近く、連絡がスムーズか
木村工業は小回りが効くため、
**「急ぎで頼みたい」「1個だけ作ってほしい」**といった案件が多いのが特徴です。
④ 仕上げ品質(特に衛生・外観仕上げ)
ステンレスの仕上げは、
見た目・耐食性・衛生性・清掃性に大きく影響します。
外注先選びでは必ず以下を確認しましょう:
バフ研磨・ヘアライン・バイブレーションの実績
溶接後の焼け取り・酸洗い仕上げの品質
電解研磨(必要時)の対応力
外観仕上げの均一性
木村工業では、特に
バイブレーション仕上げを高品質・低コストで提供
しており、外観部品の依頼が多いのが特徴です。
⑤ 検査体制(必要なチェックをしてくれるか)
外注先によっては「作って終わり」で検査を省く会社もあります。
外注で確認すべき検査内容:
寸法検査
外観チェック
溶接部の仕上げ検査
(依頼に応じて)耐圧試験・水張り・漏れ検査
木村工業では、外観・寸法検査は標準対応。
また、必要があれば
耐圧試験・水張り・漏れ検査も実施可能
です。
品質が重要な食品・医薬・化学設備には欠かせないポイントです。
🔧 まとめ:失敗しない外注先は“技術 + 対応力 + 検査”の3つで決まる
外注先選びで失敗すると、
後戻りできない品質トラブルや納期遅れが発生します。
しかし、
1. 実績
2. 図面がなくても相談できるか
3. 納期対応力
4. 仕上げ品質
5. 検査体制
この5つを押さえておけば、
外注の失敗は大幅に減らせます。
木村工業では、ステンレス板金加工の上記すべてに対応しており、
試作1点から量産まで柔軟に受け付けています。
▶ ステンレス板金加工の外注は木村工業へ
埼玉県三郷市を拠点に、
関東・東京近郊のステンレス加工を一貫対応しています。
ホッパー
加圧タンク
架台
装置カバー
医薬・食品設備部品
など、幅広い製作を行っています。
📞 048-960-0275
📍 埼玉県三郷市新和三丁目125
🌐 https://kimurakogyo-hopper.co.jp

この記事を書いた人

役職

高橋 和志

現場で火花を散らす溶接作業から、会社の魅力を発信する広報、そしてお客様窓口として信頼を築く営業まで、日々フル回転で活動してます。

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